はわわっ、羽輪のどかですっ!
今回紹介する漫画は『湯神くんには友達がいない』です。
この漫画は、空気が読めない系の男子・湯神くんと、内気で要領の悪い美少女・ちひろちゃんとの日常を描いた漫画です。
変人の湯神くんが、急に変なことを始めるのがとても面白い。
それを見て「ええ～…。」って引いてしまうちひろちゃんがさらに面白い。
というわけで今回は、ゆる～いコメディ漫画『湯神くんには友達がいない』を、紹介します。
目次
漫画『湯神くんには友達がいない』あらすじ
親の転勤によって新しい高校に通うこととなった、女子高生・綿貫ちひろ。
転校初日の朝、ちひろは駐輪場で自転車が泊められなくて困っていたところを、男子高校生・湯神裕二に助けられる。
「親切な人だなあ」としみじみ思いながら教室に入るちひろ。
すると、そこには先ほど助けてくれた湯神くんがいた。
お礼を兼ねて話しかけるちひろであったが、二言三言話をしていく内に、徐々に気づき始める。
この人、めちゃくちゃめんどくさい…!?
(©『湯神くんには友達がいない』)
↑超理屈っぽい湯神くん。
そう、湯神くんは基本的にはいい奴なのだが、理屈っぽくて超変人だったのだ。
この日から、ちひろの湯神くんに翻弄される日々が始まる…。
漫画『湯神くんには友達がいない』感想
プロぼっちの湯神くんが面白い
漫画『湯神くんには友達がいない』の主人公・湯神くんは、常にぼっちです。
ご飯は一人で食べることを是としていますし、教室では基本的に落語のCDを聞いて過ごしています。
その姿はまさに生粋のソロプレイヤー。
(©『湯神くんには友達がいない』)
湯神くんの日常生活は、基本的に自分一人で完結しています。
どっかで材木を貰ってきて一人DIYをして楽しんだり、休日は城めぐりをすることで戦国時代の気分に浸ったりと、お一人様でもめちゃくちゃ人生楽しんでいます。
そして、そこに他人が入る余地は一切ないのです。
そのぼっち充っぷり、僕のようなどちらかというとソロプレイヤーな人間は大いに共感できて面白いです。
(©『湯神くんには友達がいない』)
そんなぼっちな湯神くんは、こう見えて実は野球部のエース。
しかし、協調性がないせいで、湯神くんは極一部の人を除いて全く人望がありません。
だから、本来スクールカーストの頂点にいるはずなのに、湯神くんは最底辺、いやむしろランク外にいます。
この、野球部エースなのにカースト下位というギャップがたまりません。
でも本人全く気にしてないですからね。そこが潔くてかっこいい。
あと、意外と心に刺さる名言を言うところもかっこいいですね。
(©『湯神くんには友達がいない』)
「俺の見方は俺だ。俺には俺がついているから大丈夫!」
「環境が嫌なら自分で変えていくしかない。自分の身を守れるのは自分だけなんだぞ!」
彼は、このような人生の本質を付いたような名言を言い放ちます。
(©『湯神くんには友達がいない』)
また、ウザいけどいい奴っていう湯上くんのキャラ付けが、絶妙な面白さを生み出しているんですよね。ギャップ萌え的な感じ。
ウザいけど優しい湯上くんの姿が、クラスに上手くなじめない人やスクールカースト下位の人に支持され始め、最近は地味にファンが増え始めているのも、また面白い。
こんな少し変わった男の子・湯神くんの、ちょっとズレた日常生活を描いた作品が『湯神くんには友達がいない』です。
ヒロインの綿貫ちひろと湯神くんの関係
(©『湯神くんには友達がいない』)
綿貫ちひろは昔から親の転勤が多かったせいで、上手く人間関係を構築できなくなってしまった少女です。
今回も親の転勤によって湯神くんの通う高校に転入してきます。
そして、「友達を作るぞ!」と意気込むのですが…まあ残念なことにできません。
ちひろちゃんは決して陰キャな訳じゃないんですよ。
すごく優しくて素直で、善良な女の子なんです。
外見も他校の野球部にかわいいと言われるぐらいだから、悪くない。
しかし、内気でかなり要領が悪い。あと主体性がなくて流されやすい。
(©『湯神くんには友達がいない』)
そういった要因が災いして、友達がなかなかできませんでした。
もちろん友達がいないので、お昼はぼっち飯。
それを見ていた湯神くんが、「あんた、まだ一人で弁当食ってたのか!?」と言わんでいい茶々を入れ出したことから二人の交流が始まっていきます。
そして、湯神くんとの交流が始まったわけですが、マイペースで理屈っぽくズケズケとものを言う性格の湯神くんにちひろは翻弄されます。
湯上くんに迷惑をかけられたり、逆にかけたり。
でもたまには湯上くんに助けてもらったり、逆に助けたり。
(©『湯神くんには友達がいない』)
そんなことを繰り返しているうちに、二人は友達ではないけれど、なんだかよく分からない関係になっていきます。
強いて言えば、腐れ縁かなあ。
この二人の絶妙にゆる～い関係性が、見ていてとても微笑ましい。
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周りの人が変
湯上くん以外にも変な人が多いです、この漫画。
例えば、後にちひろと友達になる少女・藤沢梨緒。
この人は美人ですごく真面目な人物なんですけど、真面目すぎて融通がききません。
ある意味、若干湯神くんに似ています。
(©『湯神くんには友達がいない』)
このシーンは野球部の後輩に「今の野球部どうなってるの?」と問い詰めているシーン。きちんとレジュメを作ってくるほど本気です。
しかし、この人、野球部とほぼ関係ない人なんですよね。本人帰宅部ですし。
藤沢さんはとある事情で野球が好きになってから、我が校の野球部を強くしようとちょこちょこ野球部に絡むようになります。
本人は真剣にやってるんですけど、野球部からしたら若干迷惑。
藤沢さんは変なところに、やたら全力なのが面白い。
あの湯神くんさえも、割とドン引きしてる時があるレベル。
(©『湯神くんには友達がいない』)
(↑内山田と名前を間違えられる林山くん。かわいそう。)
他にも、他校の野球部の林山くんとかも変。
彼は真面目にスポーツを頑張る少年なんだけど、メンタル弱い。
あとかわいい女子に対して挙動不審。
作中では、密かに思いを寄せるちひろに頑張って話しかけようとしています。
残念ながら、その様子は不審者そのものですが…。
湯神くん以外にもこういった変な性格のサブキャラが、面白おかしく活躍してくれます。
湯神くんを筆頭に、変人同士の掛け合いが非常にコミカルで笑えますね。
漫画『湯神くんには友達がいない』感想まとめ
漫画『湯神くんには友達がいない』は、変人たちが活躍するゆる～いコメディ漫画です。
なんか、すごく優しい笑いを提供してくれる漫画ですね。
ゆるゆるとずっと読めちゃいます。
漫画『湯神くんには友達がいない』は、こんな人におすすめ!
・ぼっちや、友達少ない人
・ゆる～い笑いを求めている人
・かわいいヒロインが見たい人
ということで今回は、漫画『湯神くんには友達がいない』を紹介しました。
超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいっ!
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