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漫画『ワールドエンブリオ』は切ないストーリーが心を打つバトル漫画!

ワールドエンブリオ(1) (ヤングキングコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介するのは『ワールドエンブリオ』という漫画です。この漫画、途中までは「まあまあ、面白いな」ぐらいに思っていたんですが、7巻すぎたあたりから、どんどん面白くなって、最後にはすごくいい終わり方をしてくれました。

 

最後の終わり方がすっごく僕好みでよかったですね~。あの終わり方は最高!!

ということで、今回は漫画『ワールドエンブリオ』について紹介していこうと思います。

 

漫画『ワールドエンブリオ』ってどんな漫画?

主人公・天海 陸(あまみ りく)は2年前に消失した笹森 天音(ささもり あまね)から、突然「ワタシヲミツケテ」というメールを受信する。陸は受け取ったメールに添付されていた画像を頼りに、廃病院へと向かう。

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廃病院にたどり着いた陸だったが、そこで居合わせた不良たちにリンチを受けてしまう。ピンチに陥る陸だったが、幼い頃の顔馴染みである武部 洋平(たけべ ようへい)と同じクラスの美少女有栖川レナ(ありすがわ れな)によって助けられる。

 

久しぶりの再会を喜ぶ陸と洋平であったが、急にその場にいた全員の携帯電話が同時に鳴りだす。顔色を変える洋平とレナ。携帯に出ようとする陸だったが、洋平はそれを止める。

 

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携帯に出た不良達は、突如として異形の怪物「棺守(かんしゅ)」に変貌してしまう。そして、洋平とレナは刃旗(じんき)という武器を使い棺守を打ち倒していく。

 

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2人のおかげで何とか助かりそうな陸であったが、一体の棺守に追い詰められてしまう。死を覚悟する陸の前に、当然謎の繭が現れる。そしてその繭の放つ光によって、棺守は消滅してしまった。その後、陸はその繭を自宅に持って帰る…。

 

翌日、何気なく学校に通う陸であったが、何か大事なことを忘れていることに気づく。「昨日、化け物に襲われた。そんな大事なことをなんで忘れていたんだ!?」

 

そして、陸は最悪の展開を思いついてしまう。

「昨日家に持って帰った繭の中から、もしかしたら中から化け物が出てくるのではないか!?だとしたら、家族が危ない!」

 

大急ぎで、自宅に帰る陸。そこには、そこらじゅうを跳ねまわっている繭と、怯える養母の静流(しずる)の姿が。唐突に動きを止めた繭の仲から、幼女が生み出される。

 

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その幼女はなんと、消失した天音の幼少期にそっくりであった!!

 

棺守との戦い、そして繭から生まれた幼女の謎を巡る物語が今始まるっ!

 

漫画『ワールドエンブリオ』の魅力

緻密に作り込まれた設定

漫画『ワールドエンブリオ』は中二病が大喜びするような、複雑な設定に溢れています。例えば、「棺守」、「刃旗」、「柩姫」、「感染源」…こういった用語がたくさん出てきますね。中二病の僕は字面を見るだけでワクワクしてきます。

 

数ある設定の中でも、僕が特に好きな設定が「思い出の外側の戦い」という設定です。

この漫画では、棺守に関する記憶は、刃旗使い以外には一切残らないんですよ。

 

だから、棺守化してしまった人は誰からも忘れられてしまう。この誰からも忘れられてしまうという設定がすごく悲しくて、切ないんですよね。

 

さらにこの設定に付随する設定として「ロストリバウンド」というものがあります。これは、棺守化した人と近しい関係を持っていた人は、その人との大切な思い出を奪われすぎた反動で、廃人になってしまうという設定です。

 

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これが、またすごく切ない…。友人や恋人や家族…このような大切な存在が棺守化してしまった場合、刃旗使いは棺守を倒すことによって、周囲の人の命は救うことはできても、心までは救うことができないのです。

 

大切な人が棺守化してしまうと、棺守化してしまった人は刃旗使いによって倒されるわけですから、その人の命が失われます。そして、周囲の人はその人に関する記憶まで失われるわけですから、その人が存在したという事実や、思い出も全て抹消されます。

 

命だけでなく、思い出まで失われるなんて切なすぎるんだよなあ…。救いはないんですか…。

 

また、刃旗使いは刃旗の能力を使いすぎると、最終的には棺守化してしまいます。一人でも多くの人を助けるために、刃旗を振るう彼らですが、その戦いの末に彼らは誰からも忘れられてしまうのです。

 

命を張って戦った者に対する仕打ちがこれとか…。悲しすぎます。それでも彼らは人を助けるために、刃旗をふるい続ける。その姿がかっこいい。けれどやっぱり悲しくて、切ないなあ…。

 

この切ない設定によって、『ワールドエンブリオ』はとても魅力的な漫画になっています。

 

 天音陸と繭から生まれた幼女・ネーネの関係

天音陸とネーネの関係も、この漫画の魅力の一つですね。陸はネーネを育てていけば、いずれは大切な存在であった天音になると思っているんですね。(実際、それはある意味正しい)

 

でも、ネーネにはネーネの自我があるわけで、それを無視することはネーネの存在を否定することになってしまう。陸自身もそれは分かっているんですけど、どうしても陸はネーネを天音の「代替品」として見てしまう時がある。

 

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陸はそんな自分に対して激しく自己嫌悪します。「ネーネは自分にとってかけがえのない家族なんだ」陸は心からそう思っています。しかし最愛の人であった天音が戻ってくるかもしれないという期待を、どうしても捨て去ることができない。

 

ネーネをとるか天音をとるか。陸は激しく葛藤します。

 

また、ネーネ自身も、「陸にとって自分は一番大切な存在になることはできないのかもしれない。陸を癒してあげることはできないのかもしれない」と悩みます。

 

陸とネーネはお互いにどういう関係になるのか?はたして本当に家族のようになれる日は来るのか?陸とネーネの切ない関係から目が離せません!!

 

徐々に判明していく物語の真相

物語中盤から、だんだんと物語の真相が明らかになっていきます。

「棺守」「柩姫」「感染源」「刃旗」とはいったい何なのか?どこから来たのか?そういった謎が、物語が進むにつれて判明していきます。

 

まるで、パズルのピースが徐々にはまっていくような感じ。そしてだんだんとパズルの完成形が見えてくる。そういうことだったのか!?と判明していく過程は、ある種アハ体験的な感じで、非常に読んでいて気持ちいいです。

 

物語の謎を全てきれいに解明する作者の手腕には、思わず舌を巻きましたね。

 

そして最後に、物語のはじめと終わりが繋がる!もう、すっごいきれいに完結してくれます。あの終わり方は最高に美しいと思いました。控えめに言って最高ですっ!!

 

最後に

漫画『ワールドエンブリオ』は、緻密な設定と切なさが魅力の、学園SFバトル漫画ですっ!!

今回紹介した以外にも、絵がきれいとかバトルシーンの迫力がすごいとか、魅力的な要素が詰まった漫画です。

 

全13巻で完結しているので、手に取りやすいところもポイント高いですね~。

 

ということで、漫画『ワールドエンブリオ』の紹介を終えようと思います。

じゃあね~はわわ~。

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