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『乙女戦争』感想。悲惨な宗教戦争を生き抜く少女たちが美しすぎる!

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はわわっ、羽輪のどかですっ!

今回紹介する漫画は『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』です。

この漫画は15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の発端となった「フス戦争」をモチーフにした漫画となっています。

もうね、この漫画すごく面白かったんですよ。

エグい戦争シーンとかすごくリアリティがあって、引き込まれましたね~。

そんな過酷な環境で強く生きるシャールカちゃんが、めっちゃ尊かった…。

という訳で今回は、漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』を紹介していこうと思います。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』あらすじ

1420年ボヘミア王国――。

そこでは異教徒狩りを名目に、騎士たちによる大量虐殺が行われていた。

ある日、キリスト教フス派(※)の村に住んでいた少女・シャールカは騎士団による異教徒狩りに遭ってしまう。

その結果、シャールカは家族を皆殺しにされ、自身も騎士によって凌辱されてしまうことに…。

 

(©『乙女戦争』)

その後、命からがら逃げだしたシャールカであったが、行く当てなどどこにもない。

なんとか歩き続けるも、やがて彼女は力尽きて倒れてしまう。

しかし、そんなシャールカを拾ったのがヤン・ジシュカという老兵であった。

ジシュカはいきなり、「俺の部隊に入らねえか」とシャールカをスカウトする。

ジシュカの仲間たちは、「シャールカのような少女を戦場に出すなんて無理だ」と言うが、どうやらジシュカには考えがあるらしい…。

 

(©『乙女戦争』)

こうして、シャールカはジシュカ率いる部隊の兵士となり、戦場に身を投じることになるのであった…。

※補足 この時代、キリスト教はカトリック派以外は全て異教徒とみなされていた。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』感想

悲惨な戦争シーン

乙女戦争というタイトルなので、可愛らしい女の子たちが戦う萌え~な感じの漫画だと思うじゃないですか?

実際、僕もそんな感じを期待してこの漫画を手に取りましたし。

でも、『乙女戦争』という漫画はそんな甘っちょろいものではなかった!

(©『乙女戦争』)

先ほども書きましたが、なんと、冒頭でいきなり主人公・シャールカちゃんが兵士に凌辱されてしまうのです。

これには僕もびっくり!

ええ、いきなりすごく重たいシーンから始まったんですけど、この漫画…。

ま、まあ、こんな重たいシーンは最初だけだろう…。そうだよね…?

そんなことはありませんでした…。この後も悲惨なシーンが続きます。

 

(©『乙女戦争』)

シャールカはジシュカという男の下で兵士となり、その後他の女の子たちと「ターボル天使隊」という部隊を編成します。

しかし、女の子が戦場に出るということは…。

ええ、そうなんです…。めちゃくちゃ酷い目に遭います。

マジで、金!暴力!SEX!って感じです。

まるで北斗の拳のヒャッハー!!的な展開のオンパレード。

生々しい描写が多すぎて、読んでいて胸くそ悪くなること間違いなしですね。

しかし、この悲惨な描写の数々のおかげで、読者は戦争というものをリアルに感じることができるんですよ。

まるで、自分が中世の宗教戦争の時代にタイムスリップして、戦争を目の前で見ているような感覚に陥ってしまいます。

そんな、非常にリアルで生々しい戦争シーンが魅力の漫画です。

 

ジシュカが生み出す、アッと驚く奇策

(©『乙女戦争』)

この漫画にはシャールカの他にもう一人主人公がいます。

そのもう一人の主人公こそが、ヤン・ジシュカという男です。

ジシュカは数々の戦争を体験してきた老兵で、非常に頭脳に長けています。

彼はその豊富な戦闘経験を活かして、誰も思いつかないような奇策を次々と生み出していくのです。

当時、戦争と言えば騎士たちが各自考えて行動することが多く、今の戦争のように統率の取れた動きなどありえなかったんですよ。

 

(©『乙女戦争』)

しかし、先見の明があるジシュカは、しっかりと統率が取れなおかつ仲間の結束力が強い部隊を作ってしまいます。

その結果、たった数千人で数万もの軍勢に勝利を収めることに成功。正直、強すぎです。

ただ、強いといっても圧勝ではないんですよ。割と毎回ギリギリの勝利が多い気がします。

だが、そこがいいんです。

 

圧倒的な数の軍勢を前にして、いかに奇策を用いて勝つか…。

そういった頭脳や作戦を活かしして勝つ感じが、最高にスタイリッシュでカッコいい!

僕は頭脳戦が大好きなので、ジシュカのように作戦勝ちするタイプがめちゃくちゃ好きなんですよ。

だから、ジシュカの活躍に終始ハラハラしっぱなしだった。

さまざまな新型武器を搭載し、農民や女子供など様々な身分の者たちを上手く使い、敵の部隊を着実に倒していく…。

そしてピンチの時は、アッと驚くような奇策で勝利を掴む。

そんな、ジシュカの戦いにワクワクドキドキできます。

 

悲惨な状況でも懸命に戦う少女たちの美しさ

(©『乙女戦争』)

先ほども書きましたように、この漫画は悲惨なシーンがすごく多いんですよ。

とにかく女の子がひどい目に遭うシーンが目立ちます。

しかし、彼女たちはどんなにひどい目に遭い続けても、決して悪には屈せず戦い続けるのです!

その様子が美しくて美しくてしょうがない。

男たちによって慰み者にされても決して心までは奪わせない。

心は常に高潔であり続ける少女たちの姿には、まるで天使のような神々しさが見てとれます。

この少女たちは、最初からこんなに強いわけじゃないんですよ。

最初の方は戦争が怖くて怖くて仕方がないという、ただの一般人にすぎないわけです。

 

しかし、戦場に何度も出ていく内に隊の仲間たちとの絆が深まっていきます。

そして、「絶対に生きて仲間たちの下へ帰るんだ!それまでどんな目に遭おうとも決してあきらめない!」という強い心をもった少女達になっていくのです。

この少女たちの成長していく姿に、心打たれること必須ですよ。

 

(©『乙女戦争』)

あんなに怯え絶望するしかなかったシャールカが、こんなにも高潔で強い心を持った一人の戦士になるなんて…。

間近でシャールカをずっと見てきた僕は、彼女の成長がなんだかすごく嬉しかった。

幼い子供をもった父のような気分になっちゃいましたよ。←キモい

このように、 『乙女戦争』という漫画は、悲惨な戦場でも決して諦めず、戦い続ける少女たちの美しさが魅力の漫画となっています

これからも、少女たちの美しい生き様から目が離せません。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』感想まとめ

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』は、少女たちの美しい生き様が心に響く漫画ですっ!

エグい戦争シーンと乙女の美しさのコントラストが、読者を不思議な高揚感へと導いていく…そんな感じの漫画でした。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』は、こんな人におすすめ!

  • 中世ヨーロッパが好きな人
  • リアリティある戦争漫画を読みたい人
  • 少年少女の成長物語が好きな人

という訳で、今回は漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』を紹介しました。

超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてください!

 

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羽輪のどか

1年に1000冊以上のマンガを読んでるマンガ大好き小学生! 「ちょっとマイナーだけど実は面白い!」そんなマンガを紹介していこうと思いますので、よろしくお願いしますっ!

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