SHIINBLOG

はわわにっき!

はわわっ!主に漫画やアニメのことについて語るぶろぐですっ!

はわわにっき!

MENU

漫画『女の子が死ぬ話』はびっくりするほど後味が悪いマンガでした…。

女の子が死ぬ話 (アクションコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

 

最近ハマったこの漫画。 

www.nek654-yurulife.com

 

ハマりすぎて、この作者が書いている他の作品はないのか?とチェックすることに。(普段だったらこんなことしない。)

 

するとこの作者は過去にこんな漫画を描いているということが発覚しました。その漫画の名は『女の子が死ぬ話』。すげえタイトルだな。

 

読んでみたら、なるほど確かにこれは女の子が死ぬ話だわ。タイトル通りでございます。しかし、強烈に心に残るものがあった!

 

ということで今回は漫画『女の子が死ぬ話』を紹介したいと思います。

 

漫画『女の子が死ぬ話』とは? 

高校に入って、初めて出来た友達は、出会って数ヶ月で死にました――。少女漫画のような青春に憧れる少女・千穂は高校入学初日に同じクラスの和哉・遥と知り合い、意気投合する。和哉への淡い恋心を抱きながら充実した高校生活を過ごす千穂。しかし、彼女は知らなかった。親友の遥が不治の病に冒されており、あと数ヶ月しか生きられないことを…。

タイトル通り、女の子が死ぬ話です。そのままかよっ!

 

もう少し詳しく言うと、余命宣告を受けた少女が、死ぬ前に終活をする話といったところでしょうか。みんなの思い出の中で、きれいな姿のまま生き続けられるように、友達との思い出作りに励む、そんな話。

 

『女の子が死ぬ話』の魅力

人の死というものをリアルに描いている

女の子が死ぬ話

(©『女の子が死ぬ話』)

とにかくリアル。淡々と人の死を描いている、そんな印象を受けました。

 

漫画でキャラが死ぬシーンってどうしても感動的になることが多いじゃないですか。例えば、『四月は君の嘘』とかってすごいドラマチックにヒロインの死を描いていたしね。

 

でも、この『女の子が死ぬ話』では一切そんなドラマチックな描写は一切ない。女の子が病気に苦しんで死んでいく、ただそれだけ。

だからこそ彼女の死が読者にリアルに伝わります。読み終わった後は、まるで身近な友達が死んでしまったような喪失感を味わいました。

 

また、かなり挑戦的な漫画だとも感じましたね。ただ淡々と人の死を描くだけの漫画なんて、売れる気一切ないじゃん。普通ドラマチックでお涙頂戴な展開にして、少しでも売れようとするもんじゃないの?

 

きっと、作者は「人の死」というテーマを着飾らずダイレクトに伝えたかったのでしょうね。いやー攻めてるわ。

 

最初に「女の子が死ぬ」ってことがわかってるからこそ、心に刺さる

最初に死ぬことがわかっているから、それを前提として物語を読むじゃないですか。

そしたら、主人公の女の子が死ぬ前の思い出作りをしていることがわかっちゃって、すごく悲しくなった。

 

物語の途中で、彼女は友達と海に行くことになるんですけど、そのシーンがまた心にくるんですよ。

 

普段クールで無口な彼女が、この日はよく笑顔になる。死ぬ前に楽しかった思い出を友達と共有したい、自分が死んだ後も、友達に楽しかったその日のことを思い出してほしい。

だから、彼女は死を前にしながらも笑うんです。切なすぎるよぉ…。 

女の子が死ぬ話

(©『女の子が死ぬ話』)

このシーンもヤバい。このシーンは女の子が友達に貝殻を渡すというシーン。この時、友達はただの思い出の品として貝殻を受け取ります。しかし、この貝殻は後に女の子の遺品となるのです…。

 

女の子はそれを見越して、この貝殻を渡しているわけですよ。生前に遺品を渡すのってどんな気持ちなんだろう…。そのことを考えると、どうしようもなく胸が苦しくて仕方が無くなった。

 

この作品、悲しさで胸が苦しくなるシーンが多くて読むのが結構しんどいです。感情移入しやすい僕は特にね。

 

最後のシーンの構成がとんでもない

最後のシーンの構成が度肝を抜きます。

ネタバレにならないように書くのは難しいんですけど、ちょっと頑張って書いてみます。

普通の悲しい物語は、Aという展開があってからBという展開にいくんですよ。しかし、この『女の子が死ぬ話』では、まずBという展開があってからAという展開になる。

 

普通の悲しい物語

A展開→B展開

 

『女の子が死ぬ話』

B展開→A展開

 

うん、正直なに言ってるかわかんないと思う。こればかりは読めばわかるとしか言いようがない。ごめんね、上手く伝えられなくて。

 

でもこれはすごい構成なんですよ。

ただ展開の順番を逆にしただけで、驚くほどに後味が悪い話になるんです読み終えた後に思わず、「ええ…。作者はなんでこんなの書いたの…」って口に出してしまうほど。

 

しかし、そもそも人が死ぬっていうことは後味がいいはずがないんです。漫画とかrでは爽やかに描かれることが多いですけど。

そう考えると、やはり作者は人の死という悲しい出来事をリアルに描きたかったんでしょうね。その狙いは、バッチリ成功しています。

 

この漫画を読んで、人の死というものについて考えなおさせられました。

 

最後に 

非常に悲しくて、後味の悪い漫画です。だから万人におすすめできる作品ではないですね。しかし、一度は読んでみて欲しい漫画でもあります。

 

この作者は、『響~小説家になる方法~』で2017年のマンガ大賞を受賞しました。話題作である『響~小説家になる方法~』を読むのと合わせて、この漫画も手に取ってみてはいかかでしょうか?

 

じゃあね~はわわ~。

 関連記事 

【SF×不倫】漫画『あげくの果てのカノン』はドキドキがとまらない漫画! - はわわにっき!

 

みかんでタイムスリップ!?漫画「放課後ミンコフスキー」は青春SFみかん漫画だっ! - はわわにっき!

 

漫画「ゴールデンゴールド」が面白すぎて続きが気になってしゃーないっ! - はわわにっき!