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漫画『マルドゥック・スクランブル』は最高のSF漫画だから皆読め!

マルドゥック・スクランブル(1) (週刊少年マガジンコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

僕が個人的に好きで読んでいるブロガーさんが、めっちゃ推してる漫画が面白そうだったので読んでみました。

その漫画の名は『マルドゥック・スクランブル』。なんとこの作品、大ヒット作品『聲の形』の大今良時先生が描いているのです。これは期待するしかない。

 

はい、案の定、超面白かったです。SF漫画としてはかなりの完成度を誇る漫画だと思いました。SFに詳しくなくても、すごくおもしろいしサクサクと読め感じ。

 

ということで、今回はSF漫画『マルドゥック・スクランブル』を紹介していきます。

 

漫画『マルドゥック・スクランブル』とは?

マルドゥック・スクランブル(2) (週刊少年マガジンコミックス)

儚き魂が疾走する銃活劇(ガンアクション)の金字塔!! 身寄りのない少女バロットは、救いの手を差し伸べたはずの男シェルに突然殺されかける! 瀕死の状態から目覚めると、その身には金属繊維の人工皮膚と、あらゆる電子機器を操る力が与えられていた……。「なんで私なの?」ネズミ型万能兵器・ウフコックの力を借りて、答えを探し求めるバロットの闘いが、今、始まる――!!

 冲方 丁の原作小説『マルドゥック・スクランブル』を『聲の形』の大今良時がコミカライズした作品です。ジャンルはサイバーパンク。

 

もう少し詳しくあらすじ

身寄りのない少女バロットは、シェルという男に助けられるのですが、ある日突然裏切られて殺されかけます。

シェルはマネーロンダリングを実行するため、バロットを利用して殺す計画を以前から企んでいたのです。

 

瀕死の重傷を負った彼女を助けたのが、委任事件担当捜査官・イースターと人の言葉を理解するネズミ型兵器・ウフコック。彼らはバロットに金属繊維の人工皮膚を移植することで、彼女の命を救いました。

 

バロットは金属繊維を移植されたことにより、驚異的な身体能力と電子機器を手足のように動かせる能力を得ます。

 

強力な力を得たバロットはイースターとウフコックと共に、シェルの犯罪を追うことになります。

 

漫画『マルドゥック・スクランブル』の魅力

繊細な心理描写 

漫画『マルドゥック・スクランブル』バロット

(©『マルドゥック・スクランブル』)

『聲の形』では大今良時先生の繊細な描写が炸裂していましたが、本作でもそれが存分に発揮されています。

とくに3巻の、バロットが自分の得た力の強さに溺れるシーンが印象に残っていますね。

 

バロットは今まで、散々虐げられ続けてきたんですよ。この世の中に絶望し早く死にたいと願ってしまうほどに…。そんな少女が突然人の生死を自由に操れるほどの力を得てしまいます。

 

すると、どうなるか。今まで自分は奪われ続けてきたのだから、それを取り返すのは当然だとでもいうかのように、人の命を奪うことを楽しみ始めます。僕はここのシーン本当によくできてるなと感心しました。

漫画『マルドゥック・スクランブル』バロット

(©『マルドゥック・スクランブル』)

( ↑満面の笑みで敵を蜂の巣にするバロットちゃん。かわいいけど狂気を感じる)

 

だって、すっごくわかるんだもん、バロットが力に溺れてしまう気持ちが。僕も割と社会で生きづらさを感じている人間なんですが、いつか社会をギャフンと言わせてやりたい気持ちありますもん。奪われ続けてきた弱者の抵抗を社会という強者に見せつけてやりたい。そんな気持ち。(もちろん犯罪はNGですよ)

 

だからこのシーンのバロットの気持ちが、自分のことのように分かってしまった。この繊細な心理描写はさすが大今先生だという他ないですね。

 

読者を飽きさせない構成 

この漫画は内容が濃密な割に、話のテンポがよく読者を飽きさせません。特にその工夫が現れているなと思ったところが、バトルシーンです。

『マルドゥック・スクランブル』ではバトルシーンが、アクションバトルと頭脳バトルの二種類があります。

 

アクションバトルの方では、金属繊維を皮膚に移植したバロットならではの派手な戦闘シーンが楽しめます。流れるような体捌きで敵を圧倒するバロットに、思わず目が釘付けになってしまいました。かわいくて強いヒロインとか最高かよ…結婚してくれ。

漫画『マルドゥック・スクランブル』

(©『マルドゥック・スクランブル』)

ちなみに、僕にとって大今良時先生は『聲の形』のイメージが強かったので、バトルシーンの絵は微妙かなと思ってたのですが超上手くてびっくりしました。

 

こちらは頭脳バトル。バロットが仲間と協力してギャンブルで敵を圧倒していきます。

漫画『マルドゥック・スクランブル』バロット

(©『マルドゥック・スクランブル』)

普段、抜群の身体能力でドンパチやっているバロットを見るのも楽しいのですが、ギャンブルに勝つために静かに思考を巡らすバロットを見ているのも楽しかったです。

 

この2つのバトルシーン。言うなれば静と動の戦いとでもいうべきでしょうか。アクションバトルが動の戦いで、ギャンブルが静の戦い。趣向の全く違うバトルを行うことで、読者を上手く楽しませ飽きさせない作りになっています。

 

バロットの成長に感動する 

漫画『マルドゥック・スクランブル』バロット

(©『マルドゥック・スクランブル』)

物語を進むにつれてバロットの心は成長していきます。絶望に打ちひしがれて死を願っていた少女が、だんだんと強くたくましくなっていくのです。もちろん障害はたくさんあるのですが、仲間の力を借りつつ、少しづつそれを乗り越えていきます。

 

彼女が成長していくその様子に、僕は心が温かくなるのを感じましためっちゃ泣けるとかそういうのではなくて、しみじみと感動する、そんな感じ。

 

詳しく言うとネタバレになるので、これ以上は書きません。本当は書きたいけどね。

 

めっちゃ綺麗に完結する 

漫画『マルドゥック・スクランブル』は全7巻で完結するのですが、終わり方がすごく綺麗です。最近の漫画は長々と続いて、イマイチな感じで終わることが多いので、この点でマルドゥック・スクランブルは非常にポイントが高いです。

 

キレイさっぱりにすべてが終わるって感じじゃなくて(もちろん綺麗には終わるんですが)、ちょっと余韻を残して終わるのもいいですね。バロットたちのこれからの生活を読者に想像させるような感じが、心にグッときました。

 

メインキャラたちの、これからの生活を匂わせるような終わり方が大好きなんですよ、僕。

「僕はここまでしか彼らを見届けることができないけれど、彼らはこれからも精一杯生きていくんだろうなあ」と思いながら、漫画を読み終える。少し寂しさを感じながら、彼らにお別れを言うみたいな感覚。これがたまらなく好きです。

 

この感覚が分かる人は、マルドゥック・スクランブルの終わり方が、すっごく気に入ると思います。

 

最後に

漫画『マルドゥック・スクランブル』は、SF漫画を読んだことない人に読んでもらいたい漫画ですね!難しい要素が全然ないし、話は面白いし、全7巻で完結しているので、SF漫画の入門としておすすめ!

 

これから、僕もSF漫画をガンガン読むぞー!!

じゃあね~はわわ~。

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