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漫画『彼女とカメラと彼女の季節』ほど美しい百合漫画は他にない!

彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニングコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介する漫画は、『彼女とカメラと彼女の季節』です。この漫画は、ある女の子に恋心を抱いてしまった女の子の、儚くも美しい青春漫画です。

 

女の子同士の恋ということから、一応、百合漫画に含まれると思うんですけど、百合とか関係なしに完成度がめちゃくちゃ高い作品でした。

 

全5巻でここまで内容が濃くて読み応えのある作品っていうのは、なかなか出会えるものではないので、この漫画に出会えた自分は非常に幸運だなと、しみじみ感じました。

 

ということで今回は、非常に完成度の高い漫画『彼女とカメラと彼女の季節』を紹介していこうと思います。

 

漫画『彼女とカメラと彼女の季節』ってどんな漫画?

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 (©彼女とカメラと彼女の季節)

深山あかり(みやま あかり)は平凡な日常を過ごしていた。しかし、いつもクラスの友達に合わせてばかりの生活に不満を抱いていたのも確かである。

 

そんなある日、高3で同じクラスになった仙堂ユキ(せんどう ゆき)に写真を無断で撮られてしまう。撮った後、特に何も言わずに去っていたユキに怒りを覚えたあかりは、ユキを問い詰める。

 

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

しかし、ユキに軽々と受け流されてしまったあかり。その後、ユキの提案で自身が所属する写真部の部室に招待される。

そこで、あかりはユキが撮る写真の美しさ、そして、自分の好きなことに没頭しているユキの美しさに惹かれ始める。

 

これまでの退屈な日常から打って変わって、ユキと過ごす日常はとても刺激的だった。

そんな日常を謳歌していたあかりだったが、ユキへの気持ちが日に日に増していくことに気づく。いつしかその気持ちは抑えきれないまでに、膨らんでいたのだった。

 

こんな感じの漫画です。ジャンルは百合とかヒューマンドラマとか青春漫画とかその辺です。全5巻で完結済みの作品です。

 

漫画『彼女とカメラと彼女の季節』の魅力

登場人物がいきいきとしている

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

『彼女とカメラと彼女の季節』の登場人物は、全員がいきいきとしているんですよ。この漫画のキャラクターは綺麗な感情だけでなく、汚い感情も痛々しい感情も全てを全力で読者にぶつけてきます。

 

だからこそ、そこに躍動感が生まれる。漫画だから作り物の世界には違いないのだけれど、それでも本当に彼らには生命が宿っている…そんな風に思えてならないくらいの躍動感を感じずにはいられませんでした。

 

主人公の深山あかりは、仙堂ユキと出会い彼女に一目惚れしてしまいます。そうなってからはもう一直線。ユキに対して好意をどんどんぶつけていきます。

しかし、ユキはカメラに夢中で、そして幼馴染の凛太朗に対して恋心を抱いていた。

 

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

ユキは私と仲良くしてくれるけど、それがすごく嬉しいけれど、でもユキは私に振り向いてくれない。ユキの全部を手に入れたいのに、それができない。その事実に気づいた、あかりはもがき苦しみます。

 

一方でユキは凛太朗のことが好きなんだけど、凛太朗は自分のことを妹のようにしか思っていない。

その事実を受け止めるのが怖くて、あくまでカメラの被写体として彼と接し、自分の本当の気持ちを覆い隠してしまいます。

 

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

そして、凛太朗はあかりのことを高1の時からずっと好きなんですよ。つまり三角形な訳です。これがまたややこしい。

 

ユキは凛太朗のことが好きなのに、いい写真を撮るためにあかりと凛太朗を付き合わせようとする。そのことに対してあかりは悲しい気持ちで一杯になる。

 

一方で凛太朗はあかりを支えようとするんだけど、あかりの心の中は常にユキのことで一杯で、それがたまらなく悔しい。

 

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

あかりは、凛太朗に支えてもらえることに安堵感を感じるけれど、自分に対して好意を持っている相手を利用するかのようで、罪悪感を持ち続ける…。

 

このように、3人がお互いに傷つけあい、ぶつかり合いながら青春時代を過ごしていきます。どこまでも不器用で、衝動的で、でもだからこそ美しい…。

 

漫画というフィクションの世界なんだけれど、そこに彼女たちは確かに「生きてた」。まるで、命を宿しているかのように、活き活きと動くあかりたちから目が離せませんでした。

 

あかりの 一途な思い

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

いろいろと紆余曲折あるけれど、常にずっと変わらないものがあります。それは「あかりのユキへの一途な思い」です。あかりはどんなときも、常にユキへの恋心を抱いて日常生活を送ってきました。

 

しかし、ユキは自分に振り向いてくれない。ましてや凛太朗のことを心の奥底で思っている。その事実を知ったうえで、ユキとすごすあかりの心はどれだけ辛く苦しいか、想像するだけで胸が苦しくなります。

 

でも、そんな辛い思いをしつつも、あかりは決してユキを諦めませんでした。

どんなに苦しくても、もはやこの思いは呪いのように自分を縛り付けるものだとしても、それを離さず持ち続けた彼女は、とても輝いていました。

 

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(©彼女とカメラと彼女の季節)

どんなに自分や相手を傷つけても、全てに絶望するほど苦しくても、決して手放すことのできないその思い。ありとあらゆるものをそぎ落として、最後に残るたった一つの大切な気持ち…。

 

大切な人を思う気持ちはこんなにも美しいのか…。思わずため息が出るほどに、圧倒されてしまう絶対的な美しさを感じましたね。

 

もうね、「愛」とかいう単純な言葉では表せないんだよね、あかりの気持ちは。「愛」を超えた何かです。好きな相手と同化したいというか、永遠に好きな人の心の中で生き続けたいというか…そんな感じの言葉では表せない感情です。

 

そういった、ややこしいけども美しい思いを、繊細に儚く描いたのが『彼女とカメラと彼女の季節』という作品です。

 

爽やかだけどちょっと寂しいラスト

彼女とカメラと彼女の季節(5) (モーニングコミックス)

非常に綺麗に完結しました。個人的にはすごくいい終わり方だな~と思いましたが、見る人によっては賛否両論かもしれません。

 

それぞれの気持ちに上手く向き合って、人間的に成長していく…そんなあかりたちの姿には「よかったな~」と思う気持ちと、すこし寂しいと思う気持ちの両方を感じました。

 

成長してしっかりとした大人になっていくのは、すごく喜ばしいことなんです。

しかし、不完全で感情的で、いつもどこか爆発しそうな感情を抱いている10代の生き様という途方もなく美しいものが、失われていくことに少し寂しさを感じた。

 

でも失われるものだからこそ、美しいんですよね。その美しさを存分に感じさせてくれる終わり方でした。

 

また、ラストはあかりたちのこれからを想像させてくれるような感じだったのが、すごくよかったです。

こういう「私たちの旅はまだまだこれからだ」みたいな終わり方がすごい好きなので、非常に満足できる終わり方でした。

 

最後に

漫画『彼女とカメラと彼女の季節』は、最高に美しくてキュンキュンできる漫画ですっ!

 

もう、ほんと美しい。全5巻でここまで濃密な物語を描いている漫画って、そうそうないですよ。この作品に出会えたことに感謝したいです。それほどまでに名作でした。

 

ジャンル的には百合漫画に含まれる作品だと思うんですけど、百合とか興味ない人にも読んでほしい作品ですね。百合とか関係なく純粋に面白い作品ですので。

 

儚い恋愛とか、ヒューマンドラマが好きな人におすすめしたい漫画です。

 

ということで、漫画『彼女とカメラと彼女の季節』の紹介を終えようと思います。

じゃあね~はわわ~。

 

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