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『響~小説家になる方法~』はマンガ大賞をとって当然の漫画でした!だって面白すぎるもん!【感想】

響?小説家になる方法?(1) (ビッグコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

以前1巻の1話を立ち読みして以来、ずっと気になっていた『響~小説家になる方法~』という漫画。

 

最近kindleでセールをやっていたので、一気に全巻購入しました!

 

それで、読んでみたんですが、まあびっくりするぐらいおもしろい!ここ1年で読んだ漫画の中で一番おもしろかったです。

 

こりゃマンガ大賞を受賞するのも当然だわ。

 

めちゃくちゃおもしろかったので、紹介したいと思います。面白すぎたせいか、今回の記事は書きたいことが多すぎて、クッソ長い記事になってしまっています。すまん…。

 

『響~小説家になる方法~』とは?

響?小説家になる方法?(2) (ビッグコミックス)

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。

編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。

 

封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。

作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・

天才文学少女・鮎食響(あくいひびき)が文学界で大旋風を巻き起こす!といった内容の漫画です。

 

文学少女の響と、他の文芸部員が織りなす青春物語でもあります。

 

以下、『響~少女の小説家になる方法~』を読んで思ったことを書いていきます。

 

圧倒的個性を持つ主人公・鮎食響(あくいひびき)

響?小説家になる方法?(3) (ビッグコミックス)

この漫画の面白さの大半は、鮎食響の存在によって成り立っています。

 

僕は長年漫画を読んでいますが、ここまで魅力的でキャラが立っている主人公を、ここ最近見たことがありません。

 

それほどまでに、個性的な主人公が鮎食響なのです。

 

響は常に本を読んでいる少女で、文章を書くのがめちゃくちゃ上手いという特徴をもつキャラクター。ただ、これだけだと、どこにでもいそうなキャラクターですよね。

 

しかし、響というキャラクターにはもう一つの特徴があります。

 

その特徴とは「自分の感性にひたすら正直に生きている。」ということ。

 

それも凡人からしたら病的に感じるほど正直です。この特徴が、他のキャラクターにはない圧倒的な個性を生み出しています。

 

例えば、友達の女の子が小説家の先生に嫌がらせをされているシーン。響はこの時、小説の新人賞に応募しています。

そしてその賞の審査員が、今、嫌がらせをしている小説家の先生です。

 

普通だったら、ここで先生の気に障ることをしたら入賞できないかも…と思って見て見ぬふりしてしまいそうですよね。

 

しかし、響は違います。なんと先生の顔面に回し蹴りを食らわせます。

 

『響~小説家になる方法~』 鮎食響

(©『響~小説家になる方法~』)

そして、響は「友達がいじめられてたから助けただけ」と平然と答えます。かっこよすぎだろ!

 

この時の響には新人賞がどうだとか、そういうことは一切頭にないんですよね。友達がいじめられてるから助ける、ただそれだけ。どこまでもシンプルな思考です。

 

「自分が正しいと思ったことを全力でやる。世間体とか社会とかそんなつまらんものは知らん」というメッセージを響からは感じます。

 

どこまでも自分の感性に正直に生きていてかっこいい!最高にロックですよ!

『響~小説家になる方法~』鮎食響

(©『響~小説家になる方法~』)

↑堂々と相手を威圧する響ちゃん。男前すぎるっ!

 

 

他にもヤンキーに「殺すぞ」と脅された時に、いかに相手を効率よく殺すかを考え、ボールペンでヤンキーの目を潰そうとする響さん。怖すぎる…。

殺すぞといわれたからには、ガチの殺し合いが始まると思ったんでしょうね。

 

病的なまでに自分の感性に正直に生きる少女・響。彼女から目が離せません。

 

「天才」という存在を描くのが上手い

『響~小説家になる方法~』鮎食響

(©『響~小説家になる方法~』)

この漫画のテーマの一つに「才能」というものがあるんですけど、この漫画の作者は「天才」という存在を描くのが非常に上手いですね。

 

天才というキャラクターを書こうとすると、天才の周りをバカなキャラばかりにして相対的に天才キャラを賢く見せるといった表現がされがちです。

 

作者の頭が天才を書けるほど賢くないんでしょうね。昨今のなろう系小説にありがちです。

もしくは、ただひたすら周りが天才キャラを「すげーすげー」と根拠なしに持ち上げるとかね。

 

しかし「響~小説家になる方法」ではそういった手法は取られていません。きちんと響は天才だということを、読んでいて自然に感じることができるつくりとなっています。

 

この漫画では響という天才を、「日常の何気ない1コマで、響の異常性を表す」といった手法で表現しています。

 

響の生き方はある意味異常です。だって、あそこまで自分の感性に正直に生きれる人っていないでしょ。

 

友達助けるためとはいえ、顔面回し蹴りとかする?ヤンキーとガチで殺し合おうと思う?女の子だよ、響ちゃん。

 

この凡人には理解できない、理解できたとしても実行できない異常な生き様から響の天才性が見て取れます。

 

また、相手の書いた作品を批評するシーンでは、「あなたの作品は独りよがりだ。ただ、この作者は文学っぽいことがしたいんだな、としか思わなかった。」と一切の遠慮なく切り捨てます。

 

ちなみにこのセリフ、相手が響の作品を褒めた直後に言ってますからね。普通、自分の作品を褒めてくれた相手には、お世辞を言ってでも褒めるでしょ。

 

でも、響は自分の思ったことを噓偽りなく言う子なので、相手にとってキツイ言葉でもハッキリと言います。

 

特に小説に関しては、響は相当な思い入れがあるので、発する言葉も鋭いものとなります。響ちゃん、容赦ない…。この生き方は真似できないわ、響ちゃん芯が強すぎる。

 

『響~小説家になる方法~』鮎食響

『響~小説家になる方法~』 鮎食響

(©『響~小説家になる方法~』)

こちらは、ずっと賞をとれなくて、自殺しようとしてる小説家に対して喝を入れるシーン。キツイ物言いですが、自殺しようとしている小説家を励ましていることがわかります。

 

また、響に批評された作品を書き直してきた子には、「前より、格段によくなっている」と素直に褒めています。良くも悪くも、自分の思ったことを正直に伝えてしまうんですね。

 

このように、響はダメだと思ったときは否定するし、よいと思ったことは素直に褒める少女です。

 

どんな場面でも本音で語る響に、異常性を感じるのと同時に非凡な才能を感じますね

 

どこまでも、誰よりも、正直に生きている彼女が書く小説は、そりゃすごい小説になるだろうという、説得力があります。

 

読むと響のファンになってしまう

『響~小説家になる方法~』

(©『響~小説家になる方法~』)

天才というものは、多くの人を魅了するものです。響も例外ではありません。この漫画を読んでいく内に、どんどん響の虜になってしまいます。

 

次はどんな、とんでもないことをしでかしてくれるんだろう?とドキドキが止まらない。そして、ページをめくる速度が速くなっていく。気づいたら最新刊の6巻まで、一気に読み終えてました。

 

また、普段はクールなのにたまにかわいい顔を見せるんですよね。ギャップがやばい。こりゃあファンになるわ。

『響~小説家になる方法~』 鮎食響

(©『響~小説家になる方法~』)

この漫画を読み終える頃には、完全に僕は響のファン、もとい信者になっていました。

強烈な才能によって大衆を信者にしてしまう、天才という存在をこんなに上手く表現した作品を僕は他に知りません。

 

この、作者天才を描くのがうますぎる!!

 

才能がある者と才能がない者との対比

『響~小説家になる方法』では響と並んでもう一人の主人公がいます。凜夏(リカ)という女の子です。

『響~小説家になる方法~』 リカ

(©『響~小説家になる方法~』)

リカは文芸部の部長で響の先輩に当たります。彼女は派手な見た目と裏腹に、幼いころから様々な本を読み、小説を書く練習をしてきました。

 

リカの書く小説は一般人が書くものとは思えないほどにレベルが高いです。しかし、あくまで一般人が書くにしては上手いという評価です。

響のように、全ての人を驚愕させるレベルの作品ではありません。

 

響はすごい作品を生み出せるのに、自分にはそれができない。半ば上手く書けてしまうがゆえに、響と自分の埋めようのない差を否応なしに感じてしまう。

 

リカはその現状に思い悩みます。

『響~小説家になる方法~』 リカ

(©『響~小説家になる方法~』)

僕もブログを書いているから、リカの気持ちがよくわかるんですよ。

 

ブログ読んでると、中には神レベルでおもしろい文章を書く人がいるんですよね。もしくはめっちゃ分かりやすい文章を書く人とか。

 

僕もあんな風に書けるようになりたいです。でも、できないんだよなあ~。マジでどうやって書いてんの?たぶん聞いても「いや、なんとなく書いてたらああなった」とか言うんだろな~。あ~ちくしょうっ!!

 

凡人の僕はどうしてもリカに感情移入してしまいますね~。

 

また、リカ意外にもこの作品には凡人がたくさん出てきます。(凡人とはいっても、めちゃくちゃレベル高いけど)

 

小説を書くのをやめて、他の分野で成功する者。どうしても小説を書くことを諦めきれずに、芽が出ないのに書き続ける者。諦めずに書き続けたことで、夢が叶う者。などなど…。

 

リカは最終的にどういった道を選ぶのかが気になりますね。小説を書くことを止めるのか、続けるのか。もしくは小説とは全く違う分野の物書きになるのか。

 

リカは響の才能にどのように折り合いをつけるのかが、今から気になって仕方ないですっ!

 

最後に

『響~小説家になる方法~』最近読んだ漫画の中では、ダントツで面白い作品です。こりゃマンガ大賞をとるのも納得だわ。

 

響がかっこよすぎて、ファンになっちゃうし、リカの気持ちに深く感情移入してしまうし…。楽しめるポイントが多すぎるわ。

 

読み始めて、1時間ぐらいしか経ってないだろうなと思ったら、2時間をとっくに過ぎてたっていうね。

 

思わず時間を忘れてしまうほど、おもしろかったです。

 

その勢いで、感想を書いたのでえらい長い記事になってしまいました。こんなに漫画の記事で長い文章書いたの初めてだわ。

 

間違いなく読まないと損な漫画だと、声を大にして言える漫画です。

 

ですので、まだ読んでない人は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?既刊6巻なので、読みやすい長さですし。

 

じゃあね~はわわ~。

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