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漫画『デビルズライン』感想。主人公の葛藤が切ないサスペンス漫画!

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はわわっ、羽輪のどかですっ!

今回紹介する漫画は『デビルズライン』です。

この漫画を端的に表すと、「人間社会に生きる吸血鬼の苦悩と葛藤の物語」といったところでしょうか。いわゆる吸血鬼ものです。

主人公の葛藤や切ない恋心に、思わず胸がキュンキュンしてしまいました !切ない、切なすぎる…。

ちなみに、この漫画に似ている漫画をあげるとすれば『東京喰種』が近いですね。東京喰種からファンタジー色を弱めて、リアリティ色を強めた感じの漫画です。

ということで今回は、切ないダークファンタジー漫画『デビルズライン』を紹介していきます。

 

漫画『デビルズライン』あらすじ

吸血鬼――。それは人間の姿をしており、この現代社会に潜む怪物。

彼らは血を見てしまうと吸血欲が抑えられなくなり、その場にいる人々を傷つけ、殺してしまう。

日本政府の見解では吸血鬼の存在は否定されているが、その存在はたびたび確認されている。

ある日、大学院生の平つかさは、電車内で、目の下にひどい隈を持つ怪しい男に出会った。

なぜか、その男はこちらを凝視している。

不審に思ったつかさは、その場にいたクラスメイト・秋村と共に、怪しい男から逃げるが、やがて追いつかれてしまう。

突然、怪しい男はつかさ達に声をかけた。「よう、吸血鬼。男の血じゃあ物足りないか?」

(©『デビルズライン』)

なんと、クラスメイトの秋山は女性3人を殺害した吸血鬼だった。

彼は、秋山を捕らえるためにつかさたちを尾行していたのだ。

彼の名は安斎 結貴(あんざい ゆうき)。吸血鬼担当公安第5課F班の刑事である。そして、彼自身もまた吸血鬼――。

今ここに、吸血鬼と人間との温かくも切ないラブストーリーが始まる――。

ここで少し補足。

ラブストーリーって書きましたけど、それだけでなくバトルやサスペンス要素も強い漫画です。

また、物語が進むにつれて、吸血鬼の殲滅を目論むテロリストと、安斎たち吸血鬼担当公安第5課F班の、熾烈な戦いになっていきます。

 

漫画『デビルズライン』感想

切ない恋愛物語。しかし切ないだけでは終わらない!

この漫画の主題の一つに、つかさと安斎の恋愛があげられます。

つかさは人間で安斎は吸血鬼なので、恋愛をするにもちょー大変なんですよ。

安斎は、いつかつかさを殺してしまうかもしれないと怯え続け、つかさは私が弱いせいで安斎さんを傷つけてしまう…と悩みます。

お互いに両想いなのに、相手を傷つけてしまうかもしれないと、葛藤する姿がすごく切ない!!

(©『デビルズライン』)

つかさを危険から守るためには吸血鬼の力を使う必要がある。しかし、吸血鬼の力は、つかさを傷つけてしまう恐れのある諸刃の剣。

誰よりもつかさのことを大事に思うからこそ、自分はつかさと一緒にいるべきではないと考える安斎。

 

だから安斎は自分以外の男性に「つかさを守ってくれないか?」と頼みます。

本当は自分の手で守りたいのに…。他の男とつかさがいるのは耐えられないのに…。

つかさを守るために葛藤し続ける安斎の気持ちを想像すると、胸が押し付けられる…。

ちょっと話がそれるんですが、僕はバトル漫画に出てくる守られてばっかりのヒロインって苦手なんですよ。

だって見ていてイライラするから。

しかし、『デビルズライン』のヒロイン・つかさは、そんな軟弱野郎とは違いました。

つかさちゃん、たくましすぎるっ!

(©『デビルズライン』)

もう、すっごいですよつかさちゃん。愛する安斎のためにどんどん強くなっていく。

安斎のために、自分が傷つきながらも進むことをやめないつかさには、素直に尊敬してしまいました。

そして、それを見た安斎は、自分ももっと強くならなくては…と決心し、己を高めていくわけですよ。

ただ、切ないだけで終わるのではなく、キチンと主人公とヒロインが成長していく点がこの漫画のいいところです。

 

誰が敵で誰が味方かわからない…

先ほども少し書きましたが、物語が進むにつれて、吸血鬼の殲滅を目論むテロリストと、安斎たち吸血鬼担当公安第5課F班の戦いになっていきます。

その戦いでは、もう誰が敵で誰が味方かまったくわからないんですよ!!

信じていたアイツが実は敵だった…いややっぱ味方か?敵だと思っていたヤツが味方だった…と思わせておいてやっぱり敵だった…、いや、やっぱ味方?みたいな。

もう本当に誰を信じていいかわからない。

こいつ、やっぱ怪しいぞ…。絶対こいつ悪い奴やで…。ってお前悪い奴じゃなかったのおおおおお!!!!ってな感じで、めちゃくちゃハラハラしなから読んでいました!!

ちなみに、なぜか、僕の予想ははずれまくりでした…。まあその分めっちゃ楽しんで読めたのでよかった!

 

『デビルズライン』のちょっと残念なところ

ストーリーがかなりおもしろい『デビルズライン』ですが、少し残念なところがあります。

それは、「キャラの書き分けがイマイチ」という点です。

男性キャラが似た顔のキャラ多いんですよねえ。誰が誰かわからなくなる時がありました。ストーリーが面白いだけに残念…。

 

漫画『デビルズライン』感想まとめ

漫画『デビルズライン』は切ないラブストーリーと、緊張感あふれるサスペンスが魅力の漫画ですっ!!

現在9巻まで出ていますが、面白さが留まるところを知らないですね。

巻を追うごとにドンドン面白くなっていってます。中だるみが全然ない。

また、この漫画は男性、女性ともに楽しめる漫画ですね。男子はサスペンス要素にワクワクできるし、女子は安斎とつかさの関係に萌えれるし。

続きがすごく気になるので、これからもしっかりとチェックしていきたい漫画だと感じました。

 

漫画『デビルズライン』は、こんな人におすすめ!

  • 刑事モノのサスペンスが好きな人
  • 葛藤する主人公が好きな人
  • 尊い恋愛物語を見たい人

というわけで今回は、漫画『デビルズライン』の紹介しました。

超面白い作品なので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいっ!

 

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少しマイナーな漫画が多めに入っているので、もしかしたらまだ見ぬ面白い漫画に出会えるかもしれませんよ♪

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羽輪のどか

1年に1000冊以上のマンガを読んでるマンガ大好き小学生! 「ちょっとマイナーだけど実は面白い!」そんなマンガを紹介していこうと思いますので、よろしくお願いしますっ!

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