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『ディメンションW』は世界観が素晴らしすぎるSFバトル漫画!

ディメンション W 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックスSUPER)

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介する漫画は『ディメンションW」です。この漫画はSFバトル漫画なんですが、世界観がめちゃくちゃ凝っていて、すっごく面白かったです。

しかも、話が分かりやすくてスラスラと読めてしまう漫画でした。

 

「久々に面白いSF漫画を読むことができたな。」と現在満足感でいっぱいの僕がいます。

それぐらい面白かった!これは、ぜひとも多くの人に読んでもらいたい漫画ですね~。

 

ということで今回は、超おもしろいSF漫画『ディメンションW』を紹介していこうと思います。

 

※ちなみに、こんな記事も書いています。

www.nek654-yurulife.com

 

 

漫画『ディメンションW』ってどんな漫画?

 2072年――。X、Y、Zに続く第4の次元軸・Wが発見された。

人類は次元間電磁誘導装置、通称・「コイル」を発明することで、W軸に存在する膨大なエネルギーを利用できるようになった。

 

全てのエネルギー問題は解決し、人類は幸福な日々を得ることができるようになった。しかし、その幸福な日々は長くは続くなかったのである。

現在「不正コイル」を使った犯罪が増加しており、世界は混乱していた。

 

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(©漫画『ディメンションW』)

不正コイルによる犯罪を防ぐため、「回収屋」である主人公、マブチ・キョーマは、今日も不正コイルの回収任務をこなしていく。

 

ある日、キョーマはとある任務の最中に、謎のアンドロイド少女・ミラと出会う。ミラとの出会いを機に、やがてキョーマはこの世界の真相へと近づいていく…。

 

漫画『ディメンションW』の魅力

凝った世界観

漫画『ディメンションW』の世界観の凝り具合はヤバいですね。とりあえず、どんな世界観なのかを書きますね。

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(©漫画『ディメンションW』)

『ディメンションW』の世界では、3次元よりもさらに上位の次元である「4次元(W)」というものが存在します。

そして、人類はコイルという道具を使って「4次元」から自由にエネルギーを取り出すことができるようになりました。

 

もう少しわかりやすく説明しましょう。4次元を「鍵のついた箱」だと考えてください。その箱の中にはたくさんのエネルギーが入っています。そしてコイルが箱の「鍵」です。

要はコイルという鍵を使うことで、4次元という箱の中からエネルギーを取り出すことができるのです。

 

ディメンションWの世界では、4次元から無尽蔵にエネルギーを取得できるので、エネルギー問題はほとんど解決しています。まさに理想の世界ですね。

しかし、ここで問題が発生します。それは「不正コイル」の存在です。

 

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(©漫画『ディメンションW』)

不正コイルは正規のコイルよりも遥かに多くのエネルギーを得ることができます。しかし、その反面、制御が難しく甚大な災害を起こしてしまう可能性があるのです。

ちなみにどれぐらいヤバいかというと、水鉄砲に不正コイルを使うとバズーカ砲ぐらいの威力になります。うん、めっちゃ危ない。

 

 

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(©漫画『ディメンションW』)

そうした不正コイルを使う犯罪者を、主人公・キョーマとヒロイン・ミラが取り締まっていく…といった物語になっています。

 

ああ…設定を軽く説明するだけで、こんなにも書いてしまった…。しかし、逆に言うと、これぐらい書かないといけないほど凝った設定なんですよね。

っていうか、この設定ヤバくないですか?どうやったらこんなぶっ飛んだ設定思いつくんですかね…。

 

そしてね、設定に関してもう一つ『ディメンションW』にはすごい点があるんです。

それは、「難しい設定なのに、なんとなく理解できちゃう」ということ。

上記で説明した設定以外にも、いろいろな設定が出てくるんですが、漫画を軽く読んでるだけで、それらの設定を理解できるようになっているんですよ。これが、すごい。

 

結構ややこしい設定なのに、スラスラ読めちゃう。

緻密な設定によって世界観に深みを持たせつつ、読者にそれをわかりやすく説明する。これは、なかなかできることじゃありません。

 

『ディメンションWでは』、そのわかりやすい解説によって、誰でも深みのある世界観を存分に楽しめます。

そして、やがて読者は『ディメンションW』の世界にどっぷりと引き込まれてしまうのです。

 

バトルシーンが派手

『ディメンションW』はバトルシーンが多い漫画なんですけど、どのバトルシーンも派手でカッコいんですよ。

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(©漫画『ディメンションW』)

こういったでっかいコマ割りで技が炸裂するのが、超カッコいい!

いつまでも少年心を持っている僕には正直たまらないですよ。ド派手な技が決まるのって、なんでこんなにもかっこいいんだろう。

 

また、主人公・キョーマが「針と糸を使って戦う」という古風な戦闘スタイルなのもいいですね。

あんまり見ない戦い方なので新鮮ですし、なにより必殺仕事人みたいでかっこいい。針と糸を使って、どんな場面でも臨機応変に戦うキョーマの強者感がたまりませんね。

 

また、敵も個性に溢れた奴らばっかりなので、戦闘シーンがいつも面白いです。

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(©漫画『ディメンションW』)

敵はこんな感じのヤバい技をドンドン使ってきます。これに、キョーマがどうやって対処していくのか!?

そんなことを想像しながら、毎回ドキドキしながら読むことができます。

 

1巻から最新巻までずっとおもしろい

『ディメンションW』は常に面白いんですよ。これって何気にすごいことですよね。だって、ほとんどの漫画が途中で絶対中だるみするじゃん。

でも『ディメンションW』では中だるみが全然ないんですよね。

 

『ディメンションW』はだいたい2~3冊ぐらいで一つの話が終わるので、テンポがすごくいい。だらだら長編をやらないおかげで、物語全体がスマートになってる感じ。

そして、ただテンポがいいだけじゃなく「1つ1つの話の質が高い」のが素晴らしいんですよね。マジで、どの話も面白い。

 

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(©漫画『ディメンションW』)

特に八十神(やそがみ)編が印象に残ってますね~。八十神編とは、水のない密室で被害者が溺死してしまい、その謎を解かなければならない…という推理漫画みたいな話でした。

 

なんで、この話が僕の印象に残っているかと言うと、この事件のトリックがすごく面白かったから。

4次元という『ディメンションW』独自の設定を上手く使って、論理的にトリックを作っており、それが見事で驚きました。

 

すっげぇハチャメチャなトリックなんですけど、「た、確かに辻褄は合ってるかも…」と納得させられる感じが、非常に刺激的でした。

 

そういや、書いている途中で気づいたんですけど、『ディメンションW』は話のバリエーションが豊富なんですよ。

 

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(©漫画『ディメンションW』)

バリバリのバトル漫画をやっている時もあれば、人の心をもったアンドロイド・ミラに焦点を当ててヒューマンドラマをやってたり。

また、バトル漫画と推理漫画を混ぜたような展開になったりと、とにかく話のバリエーションが豊富。

 

だから、いつも新鮮な気持ちで物語を楽しむことができるんですよね。本当にまったく飽きない。

むしろ、次はどんな物語を読むことができるんだろうと、新刊が出るたびにワクワクしている感じですっ!

 

最後に

『ディメンションW』は緻密な世界観が光る、超おもしろいSFバトル漫画ですっ!

ここまで作り込まれた世界観を持つ漫画ってのは、なかなかないですね。その緻密な世界観から繰り広げられる、SFストーリーが読む者の心を鷲掴みにします。

 

最近の漫画の中で、面白いSF漫画を探している人には、ぜひとも『ディメンションW』がオススメですっ!

 

おすすめ記事 

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こちらの記事では、今までに読んだ漫画の中で特に面白かったものをランキング形式で紹介しています。

少しマイナーな漫画が多めに入っているので、もしかしたらまだ見ぬ面白い漫画に出会えるかもしれませんよ♪

漫画『懲役339年』はストーリーが面白すぎてヤバイ漫画でしたっ!

懲役339年(1) (裏少年サンデーコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介する漫画は『懲役339年』です。

この漫画は全4巻で完結するという非常に短い漫画なのですが、物語の構成力が段違いに素晴らしく、思わず一気読みしてしまいました。

また、この漫画はかなり独特な世界観を持っているんですが、そのオリジナリティあふれる世界観から織りなさせるストーリーがめちゃくちゃ面白かったです。

 

あまりにもすごすぎて「こんな物語を思いつくなんて、いったい作者の頭の中はどうなっているんだ!?」と思ってしまったほどです。

という訳で今回は、世界観がすごい漫画『懲役339年』を紹介していこうと思います。

 

漫画『懲役339年』ってどんな漫画?

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悪逆の限りを尽くした大犯罪者・ハローに懲役339年の判決が下った。彼は20年服役し、満53歳で亡くなった。

 

ある日、新人刑務官・アーロックはとある囚人を管理することになる。その囚人とは、囚人番号339番・ハローである。

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彼は大罪人・ハローの生まれ変わりとされる少年(二代目・ハロー)で、前世の罪を償うために生まれたときから懲役刑を受けているのだ。

そう、この世界ではあまりにも大きな犯罪を起こした場合、その刑期を終えるまで何世代にも渡って懲役を受けなければならないのである。これがこの世界の常識なのだ。

 

しかし、アーロックはこの世界の常識に疑問を抱いていた。前世の罪という、全く記憶にもない罪を心から悔やみ反省することなどできるのか?身に覚えにない罪を償うというのはおかしいのではないか?

 

彼は今日もこの世界に対して、疑問を持ち続ける…。

 

 漫画『懲役339年』の魅力

オリジナリティあふれる設定

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「輪廻転生」や「生まれ変わり」といったものが深く信じられているこの世界では、大罪を犯した者は生まれ変わっても罪を償い続けなければなりません。

 

 

例えば懲役100年の実刑判決を受けた者が刑務所に20年服役して死んだ場合、その者の生まれ変わりとされる人物が残りの80年間服役しなければならないのです。

もちろん、生まれ変わりとされる人々は前世の記憶などありません。しかし、この世界では輪廻転生が当たり前だと信じられているので、前世で罪を犯したとされる人々はおとなしく刑務所で罪を償うのです。

 

この「前世の罪を現世に生きる人が償う」という設定は、今まで見たことないようなオリジナリティあふれる設定です。

ですので、これからの展開を全く予想することができず、「これからどんな物語が始まるんだろう!」と期待に胸を躍らせることができます。

 

僕は初めてこの漫画を手に取ったとき、その設定の奇抜さに驚くのと同時に「これ、絶対面白い漫画やん…」と確信しましたね。そして思った通り、この漫画はめちゃくちゃ面白かったです。

この独自の設定を活かしたストーリーが、読者を引き込んで離しません。

 

強大な敵

1巻の途中で「生まれ変わり」は嘘だということが判明します。

なんと、国の上層部の連中が自分たちの都合のいいように国民を操るために、「生まれ変わり」という思想を人々に植え付けていたのです。

 

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この世界では良い前世とされる者はいい待遇を受けることができ、反対に悪い前世とされる者は貧困に喘いでいます。

前者は豊かな教育を受けることができ、高待遇な職につけます。しかし、後者は仕事に就くことができず犯罪をして食いつなぐしかありません。

 

そして、この「前世」というものは国から賄賂で買うことができるのです。つまり、権力者たちは「良い前世」を買うことで、未来永劫その権力を維持することができます。

しかし、「生まれ変わりは本当にある」と信じている大多数の国民は、「彼らは立派な前世を歩んだのだから、現世で権力者になっているのは当然だ」と無条件に納得してしまうのです。

 

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また、自分たちにとって都合の悪い人物を攻撃するときにも前世は役に立ちます。例えば、悪い前世を押し付けることで相手を牢屋にぶち込むことができます。

なんというディストピア感…。このような悪逆非道なことを国の上層部が行っているわけですからね。闇が深すぎる…。

 

主人公・ハローやその仲間たちは、「生まれ変わり」という思想を滅ぼし国民を救うことを目指します。しかし、そのためには国そのものを相手に戦わなければならないのです。

国のそのものが敵って…強すぎじゃないですかね…。そんなのどうやって勝つんですか…。

 

国という強大な相手に、ハロー達がどのように戦うのかが見ものです!

 

受け継がれていく物語

『懲役339年』では、初代ハロー、二代目ハロー…といったように何世代にも渡って物語が展開していきます。要は、ジョジョの第1部、第2部…みたいな感じです。

 

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国そのものという強大な敵を倒すために、ハローや彼の周りの人々は、世代を超えて少しずつ少しずつ国を倒す準備を進めていきます。

 

もちろん、その間に志半ばで死ぬ人も出てきます。しかし彼らはみんな、「今ある国を倒し、新しい幸せな国を作るという未来」を信じて、次世代の人々に希望を託して死んでいくのです。

 

この「思いが受け継がれていく展開」が最高に熱いんですよっ!

たくさんの人々の思いを背中に背負って、その思いの強さを嚙みしめながら、今の世を生きる人々は戦い続けるのです。たった一つの願い、「新しい幸せな国を作る」という願いを成し遂げるために!

 

この熱い思いをページ越しに感じ取ったのでしょうか、僕は気が付いたらどんどんどんどん読むスピードが上がっていって、最終的には全巻を一気読みしてしまいました。

 

綺麗に完結する

懲役339年(4) (裏少年サンデーコミックス)

 

『懲役339年』はとても綺麗に完結するので、読んだ後の満足感は非常に高いです。

いやはや、全4巻という少ない巻数に、あんなに濃密な物語が描かれているとは思いませんでしたよ。物語に一切の無駄がなかったですね。

 

しかもラストのあたり最高かよっ!最後の最後であんなに熱いシーンもってくるのはズルくない!?あのシーンは感極まって思わず涙ぐんでしまいましたもん。

あのシーンの感動を体験するためだけに、この漫画を読む価値はありますね。いや、何回も言うけどあのシーンはマジでズルい。

 

そして最後の後日談もいい味を出しているんですよねぇ…。「ああ、よかった…。」と思ってしまうというか、なんだか心がほっこりするような優しいエンディングでした。

 

ここまで綺麗に完結する漫画というのは、なかなかないですね。

しかも物語中に一切の無駄がありませんからね。この二つを併せ持つ作品にはめったに出会えないので、この作品を出会えたことに感謝したいです。

それぐらい『懲役339年』という作品は面白かった!

 

最後に

『懲役339年』は物語の構成力が光る、素晴らしい漫画ですっ!

何度も言っているのでクドいかと思いますが、それでも言わせてください。めちゃくちゃ面白かったですっ!

 

この巻数でここまで面白いのって、『スピリットサークル』以来じゃないかなあ。あれも素晴らしいファンタジー漫画だった…。

 

短くて面白い漫画を探している方に、『懲役339年』はすごくオススメできる作品だと思います。面白すぎて思わず一気読みしてしまうこと間違いなしですね。

ということで今回は、漫画『懲役339年』を紹介しました。

じゃあね~、はわわ~。

 

 

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悲惨な宗教戦争を描いた漫画『乙女戦争』が面白い!

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ  : 1 乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ (アクションコミックス)

はわわっ、ネックですっ!

今回紹介する漫画は『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』です。

この漫画は15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の発端となった「フス戦争」をモチーフにした漫画となっています。

内容を簡単に言うと、「フス戦争という悲惨な戦争の中で、少女・シャールカが強く生きていく様子を描いた歴史漫画」といった感じです。

 

もうね、この漫画すごく面白かったんですよ。僕は世界史について全然知らないんだけど、そんなの全く気にならないぐらいにサクサク読めてしまいました。

エグい戦争シーンとかすごくリアリティがあって、引き込まれましたね~。そんな過酷な環境で強く生きるシャールカちゃんが、めっちゃ尊かった…。

 

という訳で今回は、漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』を紹介していこうと思います。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』ってどんな漫画?

1420年ボヘミア王国――。そこでは異教徒狩りを名目に、騎士たちによる大量虐殺が行われていた。

ある日、キリスト教フス派(※)の村に住んでいた少女・シャールカは騎士団による異教徒狩りに遭ってしまう。その結果、シャールカは家族を皆殺しにされ、自身も騎士によって凌辱されてしまうことに…。

 

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(©『乙女戦争』)

その後、命からがら逃げだしたシャールカであったが、行く当てなどどこにもない。なんとか歩き続けるも、やがて彼女は力尽きて倒れてしまう。

しかし、そんなシャールカを拾ったのがヤン・ジシュカという老兵であった。ジシュカはいきなり、「俺の部隊に入らねえか」とシャールカをスカウトする。

 

ジシュカの仲間たちは、「シャールカのような少女を戦場に出すなんて無理だ」と言うが、どうやらジシュカには考えがあるらしい…。

 

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(©『乙女戦争』)

こうして、シャールカはジシュカ率いる部隊の兵士となり、戦場に身を投じることになるのであった…。

 

※補足 この時代、キリスト教はカトリック派以外は全て異教徒とみなされていた。

 

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』の魅力 

悲惨な戦争シーン

乙女戦争というタイトルなので、可愛らしい女の子たちが戦う萌え~な感じの漫画だと思うじゃないですか?実際、僕もそんな感じを期待してこの漫画を手に取りましたし。

でも、『乙女戦争』という漫画はそんな甘っちょろいものではなかった!

 

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(©『乙女戦争』)

先ほども書きましたが、なんと、冒頭でいきなり主人公・シャールカちゃんが兵士に凌辱されてしまうのです。これには僕もびっくり!

ええ、いきなりすごく重たいシーンから始まったんですけど、この漫画…。ま、まあ、こんな重たいシーンは最初だけだろう…。これからはシャールカちゃんが元気に明るく戦うんだろう…。そうに違いないっ♪

 

そんなことはありませんでした…。この後もたびたび悲惨なシーンが続きます。

 

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(©『乙女戦争』)

シャールカはジシュカという男の下で兵士となり、その後他の女の子たちと「ターボル天使隊」という部隊を編成するのですが、女の子が戦場に出るということは…ええ、そうなんです…。めちゃくちゃ酷い目に遭います。

 

マジで、金!暴力!SEX!って感じです。まるで北斗の拳のヒャッハー!!的な展開のオンパレード。生々しい描写が多すぎて、読んでいて胸くそ悪くなること間違いなしですね。

 

しかし、この悲惨な描写の数々のおかげで、読者は戦争というものをリアルに感じることができるんですよ。

まるで、自分が中世の宗教戦争の時代にタイムスリップして、戦争を目の前で見ているような感覚に陥ってしまいます。

そんな、非常にリアルで生々しい戦争シーンが魅力の漫画です。

 

ジシュカが生み出す、アッと驚く奇策

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(©『乙女戦争』)

この漫画にはシャールカの他にもう一人主人公がいます。そのもう一人の主人公こそが、ヤン・ジシュカという男です。

ジシュカは数々の戦争を体験してきた老兵で、非常に頭脳に長けています。彼はその豊富な戦闘経験を活かして、誰も思いつかないような奇策を次々と生み出していきます。

 

例えば、戦争に女子供でも扱える軽量な火器ピーシュチャラ(笛)を採用したり、信仰心がつよく統率の取れた動きができる農民たちを部隊に組み込んだり…。

また、少年少女による聖歌隊「ターボル天使隊」を編成することで部隊の指揮を上げたり、装甲荷車(ワゴンブルク)による戦闘を行ったりします。

 

当時、戦争と言えば騎士たちが各自考えて行動することが多く、今の戦争のように統率の取れた動きなどありえなかったんですよ。

 

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(©『乙女戦争』)

そんな時代に、しっかりと統率が取れ、なおかつ仲間の結束力が強い部隊が出てきたら…。そうです、めっちゃ強いのです。たった数千の部隊で数万もの相手と戦えてしまうほど、ジシュカの部隊は強い。

 

ただ、強いといっても圧勝ではないんですよ。割と毎回ギリギリの勝利が多い気がします。だが、そこがいいんです。

圧倒的な数の軍勢を前にして、いかに奇策を用いて勝つか…そういった頭脳や作戦を活かしして勝つ感じが、最高にスタイリッシュでカッコいい!

 

僕は頭脳戦が大好きなので、ジシュカのように作戦勝ちするタイプがめちゃくちゃ好きなんですよ。だから、ジシュカの活躍に終始ハラハラしっぱなしだった。

さまざまな新型武器を搭載し、農民や女子供など様々な身分の者たちを上手く使い、敵の部隊を着実に倒していく…。そしピンチの時は、アッと驚くような奇策で勝利を掴む。

そんな、ジシュカの戦いにワクワクドキドキできます。

 

悲惨な状況でも懸命に戦う少女たちの美しさ

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(©『乙女戦争』)

先ほども書きましたように、この漫画は悲惨なシーンがすごく多いんですよ。とにかく女の子がひどい目に遭うシーンが目立ちます。

しかし、彼女たちはどんなにひどい目に遭い続けても、決して悪には屈せず戦い続けるのです!

 

その様子が美しくて美しくてしょうがない。男たちによって慰み者にされても決して心までは奪わせない。

心は常に高潔であり続ける少女たちの姿には、まるで天使のような神々しさが見てとれます。

 

この少女たちは、最初からこんなに強いわけじゃないんですよ。最初の方は戦争が怖くて怖くて仕方がないというただの一般人にすぎないわけです。

 

しかし、戦場に何度も出ていく内に隊の仲間たちとの絆が深まっていきます。そして、「絶対に生きて仲間たちの下へ帰るんだ!それまでどんな目に遭おうとも決してあきらめない!」という強い心をもった少女達になっていくのです。

 

この少女たちの成長していく姿に、心打たれること必須ですよ。

 

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(©『乙女戦争』)

あんなに怯え絶望するしかなかったシャールカが、こんなにも高潔で強い心を持った一人の戦士になるなんて…。

間近でシャールカをずっと見てきた僕は、彼女の成長がなんだかすごく嬉しかった。幼い子供をもった父のような気分になっちゃいましたよ。←キモい

 

そういや少女のことばかり書いていましたが、仲間の男性たちもいい味出してるんですよ。とくに少女たちが捕虜として、敵に捕らえられてしまったときの男性陣はかっこよかった。

 

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(©『乙女戦争』)

「俺たちの天使たちを取り戻せーーー!!!」と言って、敵の本拠地に乗り込んでいくんですよ。敵の本拠地だからめっちゃ危険なんですけど、男たちは身の危険を顧みず、少女たちを救うために戦場へ向かうのです。

そのシーンが非常に熱くてですね、見てるこっちもたぎってしまいましたよ。ああいう、男くさい熱いシーンっていいよね。

 

おっと、話が逸れましたね。まとめると、「『乙女戦争』という漫画は、悲惨な戦場でも決して諦めず戦い続ける少女たちの美しさ」が魅力の漫画ということです。

これからも、少女たちの美しい生き様から目が離せません。

 

最後に

漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』は、少女たちの美しい生き様が心に響く漫画ですっ!

エグい戦争シーンと乙女の美しさのコントラストが、読者を不思議な高揚感へと導いていく…そんな感じの漫画でした。

 

リアリティある戦争漫画を読みたい方や、人々が成長していく漫画が好きな人にお勧めしたい漫画ですね!

 

という訳で、今回は漫画『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』を紹介してきました。興味がある人はぜひ一度読んでみてください。

じゃあね~、はわわ~。

 

 

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